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【タンザニア出張記】現地レポート編①:到着早々に感じた、リアルな異国の日常

タンザニア出張記第二弾🎉

 

前回は、出発までの準備やタンザニアという国についてお伝えしました。
今回はいよいよ、現地到着後の様子をお届けします。

ここからは、今回出張したメンバーの一人としての、率直な気持ちです😊

 

日本を出発してほぼ丸一日。

私たち一行はようやく、タンザニアの中心都市・ダルエスサラームに到着した。

空港は中国からの援助でできた立派な新しいもので、初代大統領に敬意を表して名前を冠した「ジュリウス・ニエレレ国際空港」という。

空港では、お世話になる日本人の視察コーディネーター氏が

「ついにアフリカにやって来ましたね!」

と、満面の笑みで私たちを迎えてくれた。

このコーディネーターさんは、急速に発展している“リアルなタンザニア”を見てほしいという強い思いを持っている方だ。

 

まずは空港で両替。

タンザニアでは日本円は流通しておらず、米ドルが必要になる。円安の昨今、日本円を米ドルに換えなければならないというのは、正直かなり痛い。

「1週間の滞在なら、5万円分くらいをドルに替えておけば大丈夫ですよ」とのことだったが、実際に両替してみると、300ドルちょっとにしかならない。

ここで早くも、日本円の価値低下を実感することとなった。

結局、私たちは500ドルほどを持ってきていたのだが、後にこの判断の甘さを痛感することになる。

なお、クレジットカードはスキミングの危険があるとのことで、タッチ決済や大きなホテル以外では、基本的に使わない方針だ。

空港では、とりあえず100ドル分をタンザニア・シリング(以下、シル)に両替してもらう。

すると――かなりの厚さの札束が、手渡された!

米ドルを見ていた時は少し物悲しい気分だったが、タンザニア・シルになると、

「え、もしかして私らめっちゃリッチちゃう?」

と、一気に気分が盛り返す。

 

レートの目安

・1ドル=約2,400シル

・1円=約16シル

 

数字に弱い私は、ここで完全に思考停止。

結局、いくら持っているのかよくわからない。

それでもなんだかホクホクした気分で、ホテルへ向かうことになった。

 

空港からの道は、広く立派な道路である。その道路沿いには、およそ100メートルおきに、タンザニアの現職大統領の大きな看板が設置されている。

日本でも選挙前になると、所定の掲示板に候補者の顔写真が並ぶ光景を目にするが、それと比べると、タンザニアの看板はとにかく存在感が際立っている。

また、日本では「できるだけ笑顔で、親しみやすい写真を使う」という傾向が強いように感じる。一方で、タンザニア現職大統領の看板は、威厳を前面に出した表情が印象的で、親しみやすさというよりも「国家のトップ」としての風格を強く感じさせるものだった。

タンザニア初の女性大統領という点もあり、日本とは異なるイメージづくりがされているのだろう。国が違えば、政治家のイメージ戦略も変わるんだなぁ、と妙なところで異国を感じた。

 

広い道路を車で走ると、パラパラ漫画のように、ひたすら大統領の顔が車窓に流れていく。

パラパラ漫画は動きがあるが、車窓に流れる看板は静止画である。

いやがおうでも、大統領の顔は脳裏にインプットされた。

すると視察隊のひとりが、ぽつりと一言。

「日本でこれやったらどうなるやろ?」

それぞれがその光景を想像し、車内に

静かな沈黙が流れた。

そうして車は、ダルエスサラームの中心部へと入っていった。

 

次回予告

【タンザニア出張記】現地レポート編②(ホテル・街中編)

 

お楽しみに。